BICYCLE21 WEB

　特報　2018ツアー・オブ・ジャパン

キナンサイクリングチーム・ガルシア　個人総合Ｖ
難所富士山ステージ制し、ガッチリと首位キープ
日本人選手は中根、雨澤が健闘。新城は無念の落車リタイア

　2018ツアー・オブ・ジャパンの覇者はマルコス・ガルシア（キナンサイクリングチーム）。６日目の最難関・富士山ステージを制したガルシアは続く伊豆ステージ、東京ステージでもガッチリと首位をキープし、栄えある個人総合優勝に輝いた。キナンはガルシアと個人総合３位のトマ・ルバの２枚看板が実力を発揮し、総合２位のヘルマン・ペルシュタイナー（バーレーン・メリダ）の追撃を退けた。
　日本人選手では個人総合９位の中根英登（NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニ）、２日目の京都ステージを勝利した雨澤毅明（宇都宮ブリッツェン）の健闘が光った。注目の新城幸也（バーレーン・メリダ）は３日目のいなべステージで落車し、４日目・美濃ステージ以降の出場を断念した。

　夏季特集PART 2

北の大地　北海道を走る。
新千歳空港～札幌近郊～富良野～旭川

　夏が近づき、これから暑さでサイクリングが困難な季節になっていきますが、ここ北海道ではこれからがスポーツサイクルの絶好機です。そんな北海道のお薦めサイクリングコースを紹介させていただきます。
　「北の大地・北海道を走る。」の第２回目は新千歳空港をスタート地点に札幌市周辺、石狩市、かもい岳温泉、富良野、十勝岳温泉、美瑛の丘、旭川市をめぐる道央６日間の旅です。北海道ツーリングの参考にしていただければ幸いです。

サイクリングフロンティア代表取締役・石塚裕也

　2018 第20回　ツール・ド・熊野

チーム右京　マーク・デマール　総合Ｖ
最終日・太地ステージで逆転。ポイント賞、山岳賞もゲット
熊野山岳ステージ優勝の入部は最終日に無念の失速

　5月31日（木）から6月3日（日）の4日間にわたり、三重県と和歌山県にまたがる熊野地域を舞台としたステージレース「ツール・ド・熊野」が開催された。総合優勝したのはマーク・デマール（チーム右京）。最終日の第３ステージで逆転Ｖを飾り、個人総合、ポイント賞、山岳賞の３賞独占を達成した。

（文・写真　加藤智）

　EYE WEAR

　アイウエア最前線2018

　現代アウトドアスポーツにおいてアイウエアは必要不可欠なものであり、特に自転車競技ではアイウエアの優劣がアスリートの成績に大きな影響を与えると言っても過言ではないだろう。また、競技ではない一般のサイクリング、ツーリング、シティクルージングなどにおいても、高品質・高機能のアイウエアはサイクリストの走行をサポートし、安全を確保する重要なアイテムとなる。ファッション的な観点からも魅力的なアイウエアは自転車に乗る楽しみを広げてくれる。
　本特集では各社アイウエアの注目製品、アイウエア購入時の頼りになるショップを紹介する。