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Ｊプロツアー第４戦　東日本ロードクラシック群馬大会 Day-2

ビセンテ（マトリックスパワータグ）激走V
ラスト２周を１人旅！　エンジン全開態勢に入った昨年の覇者　
女子は新鋭福田が実業団レース初優勝

　Ｊプロツアー第４戦・東日本ロードクラシック群馬大会Day-2が４月23日、群馬県利根郡みなかみ町の群馬CSCで開催され、ホセ・ビセンテ（マトリックスパワータグ）が堂々の逃げ切り勝ちを果たした。2016年Ｊプロツアーの覇者（個人総合ランキング１位）であるビセンテは待望の今シーズン初勝利で、個人総合Ｖ４へ向かってエンジン全開態勢に突入した。
　女子のＪフェミニンは、新鋭・福田咲絵（フィッツ）が実業団レース初優勝の殊勲。選手生活２年目を迎えた同選手は、この日の勝利をバネにさらなる飛躍を期す。また、ＪエリートツアーはＥ１レース初参戦の高橋利尚（チーム・ウォークライド）が独走に持ち込み、いきなりの初優勝。思い切りのいい走りが注目を集めた。　

　峠探訪　−11−　白石峠

標高761m、距離6.2km、標高差 539m、平均勾配8.7%
秩父の人気メジャー峠

　欧州プロロードマンとして一時代を築いた市川雅敏氏がメインナビゲーターを務めるタイムアタック系峠チャレンジ連載。
　今回の舞台は埼玉県秩父郡にある白石峠。埼玉のサイクリストにはおなじみの有名峠を市川氏が10数年ぶりに攻めました。

　インタビュー：アワン・アジズルハスニに聞く

爆走！ポケットロケットマン
大金星ではない！
マレーシアの英雄アワンは勝つべくして勝った。

　４月13日に行われたトラック自転車競技世界選ケイリン競技決勝戦を制し、金メダルを手中にしたマレーシアの英雄、アワン・アジズルハスニ。小柄な体格的ハンディをものともせず、驚異的な瞬発力で欧米の強豪を沈黙させたポケットロケットマン。好漢アワンの爆走はマレーシアのみならず、アジアの自転車競技界を勇気づけるものになった。
　今回のトラック自転車競技世界選にレースドクターとして参加した富和清訓氏は、ポケットロケットマン・アワンに単独インタビューを試みた。その一問一答を紹介するとともに同氏による日本自転車競技界への提言も合わせて掲載することにした。

　特報　第31回　ツール・ド・八ヶ岳

1300余名のサイクリストが標高2127ｍの麦草峠へ

　メルヘン街道（国道299号）を駆け上がり、いざ標高2127ｍの麦草峠へ――。
　ヒルクライムレースシーズンの幕開けを告げる「ツール・ド・八ヶ岳」の第31回大会が、４月15・16日、長野県南佐久郡佐久穂町の八千穂高原で開催された。
　春の陽気に包まれて、1300余名のサイクリストが日本一の白樺群生林を抜け、麦草峠まで駆け上がった。

　セーフティグッズ特集

危険を排除せよ”
サイクリストの身を守るセーフティグッズ

　路上では、自転車とその搭乗者にさまざまな危険が襲いかかる。時には命のやり取りに達する「危ない！」から身を守るのは、事前の準備と心掛け、そしてその時の冷静な行動に他ならない。
　自転車事故の増加が叫ばれる昨今、自転車の安全安心に向けた取り組みが全国各地で活発化してきている。自転車保険の条例化や、警察庁によるヘルメット着用の奨励活動もその一例だ。安全安心への取り組みに“やり過ぎ”は存在しない。
　サイクリストの安全安心をサポートしてくれるセーフティーグッズは各社の注力商品のひとつだ。本項では、ヘルメット、ライト、リフレクターなどのセーフティグッズのニューモデルや話題の商品を紹介する。便利なセーフティーグッズを活用して、安全安心の事前の準備を万全のものにしよう！