BICYCLE21 WEB

　2016ジャパンカップサイクルロードレース

勝負の古賀志で強烈アタック、独走でゴール

ヴィッレッラ（キャノンデール・ドラパック）初優勝。
新城９位。堀、井上は山岳賞獲得

　2016ジャパンカップサイクルロードレースが10月23日、栃木県の宇都宮市森林公園周回コースで開催され、ダヴィデ・ヴィッレッラ（キャノンデール・ドラパック）が初優勝を飾った。
　ラスト周回の古賀志林道で猛アタックを仕掛けたヴィッレッラは後続選手を一気に引き離し、そのまま独走態勢で押し切った。日本人選手の最高位は新城幸也（ランプレ・メリダ）の９位。堀孝明（宇都宮ブリッツェン）、井上和郎（ブリヂストン・アンカーサイクリングチーム）は山岳賞を獲得した。
　なお、前日の22日に宇都宮市内の大通り周回コースで行われたジャパンカップクリテリウムは別府史之（トレック・セガフレード）が優勝し、連覇を達成した。

　2016　ジャパンカップクリテリウム

別府連覇！残り250mで全速発進、勝利をゲット
引退レースのカンチェラーラが同僚別府を強力牽引

　別府史之（トレック・セガフレード）、連覇！　ジャパンカップクリテリウムはジャパンカップサイクルロードレースの前日、22日に開催され、ファビアン・カンチェラーラ率いるトレック軍団の強力な引き出しに乗った別府が激走、昨年に続く優勝を飾った。
　非凡なスプリント力と豊富な経験に裏打ちされたフミの連覇は、節目の第25回記念大会に相応しい快走だった。。

　2016ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム

一日限りのツール・ド・フランスにさいたまが熱狂
大会史上初“４賞”リーダージャージ勢揃い！

　今年で４回目の開催を迎えたさいたまのツール・ド・フランス、「J:COM presents 2016ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム」。今年は個人総合時間賞のクリス・フルーム、ポイント賞のペーター・サガン、山岳賞のラファル・マイカ、新人賞のアダム・イェーツが揃って来日。大会初となる４賞リーダージャージ勢揃いの豪華メンバーによるレースに、観客は目が釘付けとなった。
　また、レースの他にも、さいたま市内にある「食」をテーマに、ご当地グルメ、推奨土産品、スイーツ、フランス産の食材を使った飲食物の販売ブースなどが並んだ「さいたまるしぇ」、自転車関連企業ブースが出展し、トークショーや試乗会なども行われた「サイクルフェスタ」などおなじみのサブイベントも併催。年に１度のさいたまの“ツール・ド・フランス”は、盛況裡に幕を閉じた。

　峠探訪　8　山伏峠（静岡県）

海抜ゼロメートルから駆け上がれ！
知る人ぞ知るハード峠は自分のパワースポット!?

　現役時代に欧州プロロードレースで６勝を挙げた伝説のロードマン、市川雅敏氏がメインナビゲーターを務める人気連載・峠探訪。
　今月は前号の亀石峠に続く、伊豆半島の峠第２弾。静岡県伊豆の国市と熱海市を結ぶ山伏峠の頂を目指しました。

　SAFETY RIDE,SAFETY GOODS part.1

危機に備えよ、自分を守れ！

　近年、交通事故件数に占める自転車事故件数の割合は２割程度と高い水準で推移している。歩行者に衝突すれば、被害者だけでなく加害者にもなり得るのが自転車だ。たとえクルマや歩行者と接触しなくても、落車によって大きな怪我を負うこともある。路上には常に危険が潜んでいるのだ。自転車事故・落車の危機から身を守るためには、事前の準備が大切だ。増して、日の短くなる冬季には危険度が高まり、一層の安全走行への備えが求められる。より安心安全な走行に努めるのは、全サイクリストの必達目標だ。本誌では今号と次号の２回にわたって、セーフティーライドを手助けしてくれるヘルメット、ライト、鍵、自転車保険などのセーフティーグッズや安全安心の取り組みを紹介する。日々の安全走行で、楽しいサイクルライフを送ろう！