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Run for Tomorrow　2015スーパートレーニング特集　PART1

ロングインタビュー（前編）
日本ナショナルチームロードレースコーチ浅田　顕
日本最強のロードレース軍団をつくる！
ジャパンナショナルチームのカリスマコーチが熱き想いを激白。

　2014年４月、若手育成チームのEQADS（エカーズ）を率いる浅田顕監督は、日本ナショナルチームのロードレースコーチに就任した。
　リオ、東京オリンピックをひかえた日本自転車競技界にとって選手の強化・育成は喫緊の課題だが、その推進役として浅田氏に白羽の矢が立ったのだ。
　解決すべき重要課題は山積みだ。が、それを克服し、新たな展望を切り開いていかなければ国内自転車競技の普及・発展を望めないことは自明の理と断言できるだろう。日本ナショナルチームのロードレースコーチとして、浅田氏はいかなる手を打っていくのか。現状突破、そして変革、改善のビジョンは――。
　スーパートレーニング特集2015（PART-１）の巻頭に同氏のロングインタビュー記事を掲載することにした。

特報　第20回全日本シクロクロス選手権大会

小雪舞うSUGO（宮城県）で王座かけた白熱の激走バトル
竹之内（男子エリート）、貫禄のV4／豊岡、女王復帰（女子エリート）

　降りしきる小雪。バイクに絡みつく重い粘土質の泥──。北国宮城県のSUGO国際モトクロスコースで開催された第20回全日本シクロクロス選手権大会は、予想通りのタフな闘いとなった。
　激走バトルを制し、注目の男子エリートで頂点に立ったのは若き王者・竹之内悠（ベランクラシック・ドルチーニ）。無敵の４連覇だ。女子エリートは大怪我を克服した豊岡英子（パナソニックレディース）が、３年ぶりに女王の座に返り咲いた。また、男子Ｕ23は横山航太（シマノレーシング）、男子ジュニアは竹内遼（WESTBERG／ProRide）がそれぞれ優勝した。

連載　シリーズ・峠

頼るのは自分の脚。それだけだった。
市川雅敏　“昨日・今日・明日”（その２）

　前号に引き続き、プロロードマンとして前人未踏の道を切り開いた市川雅敏氏のインタビュー記事をお届けする。同氏の話はポルドイ峠、ステルヴィオ峠、ガヴィア峠、モルティローロ峠など峠の思い出から現役時代の練習体験、日本の自転車競技界の現状、改革案、少年・少女ライダーへのアドバイスなど多岐に及んだ。
　欧州のプロロードマンとして日本人歴代最高の通算６勝を挙げた反骨の男は、ピュアなスタンスで日本自転車競技界の発展を望んでいる。