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特報2014ジャパンカップサイクルロードレース

ハース［ガーミン・シャープ］V2
豪脚爆発
スプリント勝負で勝つ！日本人最高位は別府の14位

　2014ジャパンカップサイクルロードレース（ＵＣＩオークラス）が10月19日、栃木県の宇都宮市森林公園周回コースで開催された。７つのＵＣＩプロチームを含む総勢16チーム79名の選手達は総長距離151.３kmの周回コースで激闘を繰り広げたが、ネイサン・ハース（ガーミン・シャープ）がゴールスプリント勝負を制して栄冠を獲得した。同選手は2011年大会に続く２度目のジャパンカップ制覇。
　２位はエドヴァルド・ボアソン・ハーゲン（チーム・スカイ）、３位はグレガ・ボーレ（ヴィーニ・ファンティーニ・NIPPO）。日本人最高位は別府史之（トレック・ファクトリー・レーシング）の14位。

特報：2014ジャパンカップクリテリウム

サットン［チームスカイ］初優勝
タイヤ差でヴォン・ホフの連覇を阻止

　10月18日、栃木県宇都宮市の大通り特設周回コース（総長距離35.65km。1周1.55km×23周）で2014ジャパンカップクリテリウムが開催された。　レースはクリテリウム特有の緊迫した展開となったが、クリストファー・サットン（チーム・スカイ）が写真判定でスティール・ヴォン・ホフ（ガーミン・シャープ）を下して初優勝を飾った。
　ジャパンカップクリテリウムは今年で５回目を数えたが、宇都宮市の目抜き通りで行われるレースだけに自転車競技ファンだけでなく、一般市民の関心も高く、今年は主催者発表で４万人を超える観客が集まった。

永遠のマテリアル　クロモリ鋼

強靱にして弾性、振動吸収性に富む“鋼”の魅力に迫る。

　強靱にして弾性、振動吸収性に富み、耐久性に優れるクロモリ鋼。
　カーボン全盛の時代にあってもなお、クロモリフレームの魅力は輝きを失っていない。独自のしなりとバネ感。クロモリ素材が持つ特性は時代、世代を超えてサイクリストを惹き付けてやまない。
　BICYCLE21は本号・次号の両号にまたがり、クロモリフレーム、クロモリモデルの魅力を探っていくことにした。