BICYCLE21 WEB

2013 国内ロードレース展望

熱走列島。試練を乗り越えた者だけに与えられる王座奪取への挑戦権

　2013年国内ロードレースは大激戦必至！　勝利を求めてぶつかり合う選手達の意気と意地。頂点を目指すロードマンの戦いは昨年にも増して熱く、激しいものとなる。大戦国時代の到来だ。
　王座への道は茨の道。頂点を極めるためには越えねばならない辛く、険しいヤマがある。立ちはだかる試練・ハードルを乗り越えた者だけに与えられる王座奪取への挑戦権――。
　ロードマンよ、熱く走れ。倒れても起き上がれ。前だけを見つめて突き進め。王者を目指し、疾駆せよ。頂点を極め、さらなる高みへ駆け上がれ！
一触即発、波乱必至の2013年ロードレースシーンを展望する。

狙うはテッペン！　2013 Super Training特集II

勝利への絶対条件
カリスマ、ヒロイン達が語る珠玉のトレーニング哲学

　参加することに意義がある。参加すること自体に楽しみがある。それは確かにスポーツの本質だ。共に参加することで共有するスポーツの楽しみと喜びは、スポーツの持つ普遍の真理だろう。が、競技となれば話は違う。勝利を目指して戦い抜くのがアスリートとしての本道だ。競技をやるなら勝利を目指せ、だ。
　死力を尽くして戦うことの辛さ、苦しみ。勝利を手中にした時の喜びと感動。敗れても全力で戦いきった後の爽快感。それらは競技、レースの世界でこそ味わえる特権だろう。
　勝利を目指して練習に励むすべてのロードマンに「2013スーパートレーニング特集II」をお届けする。

2013最新鋭モデル試乗レポート

情熱バイクインプレッション
徹底試乗で注目モデルを独自分析

　注目のロードモデルを試乗・分析する「情熱バイクインプレッション」。今回本誌が選んだのはユーザーの関心が高いGENNIX R1（GARNEAU）、ANIAH（GRAPHITE DESIGN）、 Elevation Extreme（MIYATA）、IZALCO PRO 2.0（FOCUS）、 STRIKER PRO（TAOKAS）の５モデルだ。
　ライダーは人気連載「峠にチャレンジ」でお馴染みの小林徹夫氏。同氏が各モデルを徹底試乗し、独自の切り口で分析した。

特集：オーダーサイクルウエアの世界

走る、見せる！
上質でかっこいいチームウエアは選手達のパフォーマンスを高めてくれる。

　強いチームは着ているウエアが美しく、かっこよく見える。選手達の走りが颯爽としているから余計そう感じるのかも知れないが、これってホント不思議なものだ。
　逆に言うならば、チームを強くしたければ可能な限りチームウエアを美しく、かっこよくすべきだろう。選手達は美しく仕上がったチームウエアの誇りにかけて、力いっぱいの走りを見せてくれるはずだ。
　選手の頑張りがチームウエアを磨き、しっかりと創り込まれたチームウエアが選手のパフォーマンスを向上させる。選手達の勇気、闘争心、団結力、チームワーク、そして走ることの楽しさとチームウエアが織り成す相関関係は強いものがある。
　もちろん、チームウエアの価値はデザイン、カラーリングなどの美しさ、かっこよさだけで判断することはできないだろう。吸汗性、通気性、保温性、肌触りなど機能面でのアドバンテージも重要だ。より美しく、機能的なチームウエアを着用すれば、必ずや選手個々のパフォーマンス、チームの成績が上昇するというものだ。
　「特集：オーダーサイクルウエアの世界」では有力ウエアメーカーが展開するチームジャージの特質と作品例を紹介するとともに2012年レースシーンで活躍したクラブチーム・チームウエアに焦点を合わせることにした。
　チームのコンセプト、特質、主張、プライド、歴史が注入されたチームジャージ、オーダーサイクルウエアに注目！