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【特報】2012全日本自転車競技選手権大会ロードレース

土井悲願Ｖ　魅せた！欧州プロの強烈プライド
追いすがる増田、清水を勝負の坂路で突き放す

　2012年全日本自転車競技選手権大会ロードレース（主催・日本自転車競技連盟）が４月28・29日の両日、岩手県八幡平市八幡平温泉郷の岩手山パノラマラインコースで開催された。注目の男子エリートは大詰め最終周回の上りまで脚をためていた土井雪広（チームアルゴス・シマノ）がゴール前でスパートして貫禄の初優勝、悲願のナショナルチャンピオンジャージに袖を通した。
　女子エリートは萩原麻由子が與那嶺恵理とのマッチレースを制して大会３連覇を飾った。

　【特集】鉄の魂＜スピリット＞を知れ！
　クロモリテクノロジーには不変の機能美が息づいている（PART2）

ブリヂストンサイクル上尾本社工場レポート

ネオコットフレームを生み出す独自技法に迫る。

　ブリヂストンサイクルは日本のトップ完成車メーカーだ。埼玉県上尾市にある本社工場ではスポーツ車のアンカーモデルからシティバイク、電動自転車など多彩な製品群が生産され、世に送り出されている。本欄ではアンカー製品の中でも独自の光彩を放つネオコットモデルの生産現場にカメラで迫った。クロモリの可能性を切り開き、カーボンの最高級モデル・RMZに到達した最適形状理論。ネオコット思想は日本の自転車生産、メイド・イン・ジャパンの原点を示唆するものと言えるだろう。

無駄を削ぎ落とし、機能美を追求し続ける職人魂

「鉄は美しい！」
ナカガワサイクルワークス　中川茂

　関西のフレームビルダーと言えば、やはりこの人を取り上げねばなるまい。ナカガワサイクルワークスの中川茂代表だ。来年で創業30周年を迎える同社は関西、いや日本の代表的ハンドメイドバイクメーカーとして注目すべきクロモリモデルを世に送り出してきた。
　寝屋川市葛原にあるナカガワサイクルワークスを訪ねた。

　【初夏ツーリングガイド】湘南・鎌倉編

潮風サイクリング＆古都巡り
茅ヶ崎駅～江ノ島～鎌倉大仏～鶴岡八幡宮～湘南国際村～逗子駅

　延々と続く海岸線が魅力の湘南と、歴史と文化の街・鎌倉。
　東京や横浜などの都心部からもアクセスがよく、海水浴や史跡・お寺巡りが楽しめる人気の観光エリアだ。
　気持ちいい海辺のサイクリングと古都・鎌倉のポタリングを一気に楽しめる本誌特選ツーリングコースを紹介しよう。

　【特報】ツール・ド・八ヶ岳

快走、熱走、激走！
1800人がメルヘン街道を駆け抜けた

　４半世紀の歴史を誇るヒルクライムレース「第26回ツール・ド・八ヶ岳」が４月15日、長野県南佐久郡佐久穂町・八千穂高原で開催された。
　大会前日には大雪。大会実行委員会による夜を徹しての懸命の除雪も実らず、全カテゴリーがハーフコース（15km）となったが、約1800人の参加者たちは白樺林に囲まれた快適コースを熱走した。