特　報燃えよ、アンカー

　飯島が叫ぶ。狩野が吠える。ミヤタカ、山本、伊丹、普久原が燃える――。
2010年チームブリヂストン・アンカー（ロードチーム）は、不完全燃焼に終わった昨年の屈辱をバネとして 王座奪回への道をばく進する。TOJ、熊野、全日本、北海道、ジャパンカップ、おきなわ、そしてJサイクルツアー……。
　強力布陣を構築した新生アンカー軍団は、意地と誇りをかけて列島を縦断、ビッグタイトル奪取に立ち向かう。
　2010チームブリヂストン・アンカーが掲げる目標は「日本一奪回！」、それだけだ。
　そして、その先にこそ世界へのトビラが開かれる。 

　特集 電動自転車の世界
くいっと踏むと、グイーン 　東京・目白の激坂で電動アシスト自転車を試乗した

　電動アシスト自転車。はっきり言って、ラクチンな自転車だ。乗ってみるとわかるのだが、ペダルを踏み込むとグンと背中を押される感じでちょっとビックリする。まさにアシストだ。坂道の多い街で電動アシスト自転車が流行るのも納得！
　そんなわけで本号では「電動自転車の世界」を特集することにした。
　ロードギンギンの貴方も、時には肩の力を抜いてエレクトリックバイクの世界にひたってみてはいかが。

　特集　電動自転車の世界

　加速がつき始めた電動アシスト自転車市場。今年の販売台数は年間40万台の大台を超えることは確実で、それにどれくらいの上積みをはかれるかが焦点になってきた。
　そうした状況下、注目されるのは電動アシスト自転車市場で首位をひた走るパナソニックサイクルテックの動きだが、同社は３月中に大阪府柏原市の本社工場を改築、ViVi（ビビ）の生産キャパを一気に拡充する。

　春季トレーニング特集　PART1

　勝利至上主義の是非はひとまず置くとしても、すべからく勝負事というのは勝たなければ面白くないし、勝てば勝つほど楽しさ、面白さも深まっていくというものだ。
　負けて泣くより、勝って泣け、とまでエキセントリックに言うつもりはないが、勝利を目指して突き進み、そこに手応えをつかむなり、結果が出始めた時の喜びは格別なものがある。
　そんなわけで本号では「2010春季トレーニング特集（PART1）・頂点を目指せ！」をお届けすることにした。勝利と、そして頂点はトレーニングの延長線上にしか存在しないことは自明の理だ。
　栗村修のスペシャルトーク・勝利への意志／UCIプロ昇格を目指す女子ロードチーム「Ready Go JAPAN（レディー・ゴー・ジャパン）」合同トレーニングレポート／密着レポート　チーム光・豊田〜浜名湖往復ロングライド／チームブリヂストン・アンカー監督、藤野智一の必勝トレーニング術「勝利への６ヵ条」／日々の通勤で実力アップ・“通トレ達人”の秘術・ノウハウを大公開「通勤トレーニングで強くなれ」を掲載。

　シリーズ特集　街と人と自転車と……（９）

　若者の街から大人の街へ――。
　今回の「シリーズ特集・街と人と自転車と……」では、渋谷を散策した後、明治通りを経由して代官山まで走り抜けた。ドゥ・ペダーレ、ハチ公、代官山の街並みなどの各スポットを自転車で回ったわけだが、駅で言えばひとつしか違わない渋谷と代官山の雰囲気がこうも違うとは…。
　驚きあり、新発見ありの楽しいシティクルージングだった。