「BICYCLE-E•MOBILITY CITY EXPO 2022~自転車・電動モビリティまちづくり博~in 東京ドームシティ・プリズムホール」が 5月18(水)・19日(木)の両日、東京都文京区後楽1丁目の東京ドームシティ・プリズムホールで開催された。
展示会の主要テーマである“自転車・電動モビリティを活用したまちづくりの推進”に呼応し、 会場には新たな交通社会の創造、環境未来都市の構築を目指した多彩な新型モビリティや 魅力機能を備えた駐輪器・駐輪システム、高機能インフラシステムなどが展示され、活気あるイベントとなった。
オランダ・DUTCH CYCLING EMBASSYの要人らを迎えてのパネルディスカッションも注目を集め、 特設ステージ前に大勢の聴取者が詰めかけた。また、展示会終了後には東京・港区のオランダ大使館で 出展者、パネルディスカッションのパネラーらを招待してレセプションが開催された。
6年目を迎えた今年の「BICYCLE-E•MOBILITY CITY EXPO 2022 ~自転車・電動モビリティまちづくり博~ in 東京ドームシティ・プリズムホール」には新型 e-バイク、次世代モビリティ、新型駐輪機器、充電インフラなどを 主軸として多彩な新製品、意欲的な新システムが出展され、会場を賑わせた。
特設ステージでは例年同様、学識経験者、ジャーナリスト、評論家らによる講演会、パネルディスカッションが実施されたが、 今年はオランダの自転車政策を主導するDUTCH CYCLING EMBASSYの要人を迎えて熱気に満ちた議論が展開された。
オランダサイドの参加者はDUTCH CYCLING EMBASSYのルーカス・ハームズ理事長、 オランダインフラストラクチャー&水管理省アクティブモビリティチームリーダーのアルレット・ファン・ヒルスト氏、 オランダ大使館のパール・ズウェトスロート公使参事官、ベルギー・ゲント大学教授のロブ・ファン・デル・バイル氏ら4氏。 日本サイドは小林成基、片岡大造、疋田智、亘理章、内海順、高木啓司、富和清訓、本郷安史、渡邉健の9氏が登壇した。
司会・進行はラジオパーソナリティとして知られるアンドレア・ポンピリオ、遠藤まさ子の両氏が務めた。
「BICYCLE-E•MOBILITY CITY EXPO〜自転車・電動モピリティ博~」は、来年(2023年)から 新宿住友ピル三角広場に会場を移し、訴求力を高めた展示会として新たなスタートを切ります。
「BICYCLE-E•MOBILITY CITY EXPO 2023ー自転車・電動モピリティ博~」の開催期日は 5月12日(金)・13日(土)の2日間で、 初日をピジネスデー、2日目を一般ユーザーショーとして位置づける ハイブリッド展示会としてスケールアップをはかります。
新たな会場となる新宿住友ピル三角広場は2020年夏に完成した全天候型イペント空間で、 巨大ピジネスシティ西新宿の新しい風景として注目されている施設です。
「BICYCLE-E•MOBILITY CITY EXPO 2023ー自転車・電動モピリティ博~」は 新宿住友ピル三角広場全体(三角広場2600ni十東EAST350ni十西 WEST300ni=計3250111)を使用し、 ダイナミックなイペント開催にチャレンジいたします。
最大天井高25mの快適空間、564インチの4K大型ピジョンなど施設の特長を存分に活かした展示空間は 自転車・電動モピリティの魅力を最大限に引き出し、 安全で機能的かつ健康的なまちづくりを提示・提案する場として申し分のない施設です。
交通アクセスは地下鉄大江戸線「都庁前」駅直結、地下鉄丸ノ内線「西新宿」駅下車徒歩4分、 JR「新宿」駅下車徒歩8分。
「BICYCLE-E•MOBILITY CITY EXPO 2023~自転車・電動モピリティ博~」の詳細な内容は7月中旬、 新たに開設するエキスポ専用HPで発表いたします。
新生「BICYCLE-E•MOBILITY CITY EXPO 2023 ~自転車電動モピリティ博~」にご期待ください。
NOT BE AFRAID(恐れてはいけない)、そしてANYTHING IS POSSIBLE(何にでも可能性というものはある)——。 オランダから来日したルーカス・ハームズ、ロブ・ファン・デル・バイルの両氏から次々と刺激的な言葉が飛び出した。
日本はどうしますか? 日本の自転車活用は本気ですか? どんなインフラ整備を構想しているのですか? 自転車大国オランダの自転車政策を主導するDUTCH CYCLING EMBASSYは画期的な成功事例を挙げながら 注目すべき提言を日本のパネラー、そして特設ステージ前の聴取者に投げかけた。
ルーカス、ロブ、片岡、内海、そしてポンピリオの5氏が繰り広げたパネルディスカッション「日本・オランダの自転車利用環境を語る」は、 日本の自転車政策の方向性に貴重なヒントを提供するものだった。 衝撃、緊迫、熱気、希望が渦巻いた90分余のディスカッションだった。
アルレット・ファン・ヒルスト(オランダインフラストラクチャー&水管理省アクティブモビリティチームリーダー)
小林成基 (NPO自転車活用推進研究会理事長)
富和請訓 (医学博士・スポーツドクター)
ルーカス・ハームズ(DUTCH CYCLING EMBASSY代表理事)
ロブ・ファン・デル・バイル (ベルギー・ゲント大学教授)
片岡大造(元名古屋大学総長参与)
内海潤(NPO 自転車活用推進研究会事務局長)
アルレット・ファン・ヒルスト
渡邉健 (パシフィックコンサルタンツ都市再生室チーフプロジェクトマネージャー)
本郷安史 (日本環境防災代表取締役社長)
アンドレア・ポンピリオ(ラジオパーソナリティー)