BICYCLE21 WEB

　特報 2018UCIトラック世界選手権大会

河端ケイリン銀メダル！
ケイリンではF1先行吉岡以来のメダル獲得

　2018UCIトラック世界選手権大会が２月22日から３月４日までオランダ・アベルドーンで開催され、男子ケイリンで河端朋之選手が銀メダルを獲得した。
　世界選の男子ケイリンで日本人選手がメダルを獲得したのは1993年に吉岡稔真選手が銅メダルを獲得して以来のことで、25年ぶりの快挙。
　河端の銀メダル獲得は、２年後の2020年東京オリンピックで金メダル奪取を目指す日本トラック競技陣を奮い立たせる朗報だ。

（Photo：Takenoti WAKO/JCF）

　BICYCLE CITY EXPO 2018

自転車が“まち”を変える。自転車で“まち”が変わる！
未来志向のエキサイティングな提案がギッシリ
要テーマは“自転車を利活用した環境未来都市の創造”
シェアサイクル、自転車走行空間・駐輪場の整備・拡充、
電動アシスト自転車、自転車の安全・安心など多彩な展示・提案

　「BICYCLE CITY EXPO 2018〜自転車まちづくり博〜in 東京ドームシティ・プリズムホール」（主催：BICYCLE CITY EXPO 2018実行委員会、運営事務局：株式会社ライジング出版、後援：自転車活用推進本部／国土交通省／経済産業省／スポーツ庁／一般社団法人自転車協会／一般財団法人自転車産業振興協会／一般財団法人日本自転車普及協会／一般社団法人全日本実業団自転車競技連盟／一般社団法人自転車駐車場工業会／NPO法人自転車活用推進研究会／東京都自転車商協同組合／認定特定非営利活動法人日本都市計画家協会、協力：警視庁交通部／一般財団法人東京都交通安全協会）が５月29日（火）・30日（水）の両日、東京都文京区後楽１丁目の東京ドームシティ・プリズムホールで開催される。
　同展示会は規模、内容ともに前年を大きく上回り、新鮮かつエキサイティングな話題がいっぱいだ。

　特集　ヒルクライム考　私の流儀

CHALLENGE TO THE PASS!
頼るのは自らの脚と自慢の愛車。峠の向こうに広がる景色とは！？

　坂道、難所。峠、頂点、頂上、制覇……。なんと美しく、刺激的な言葉だろう。
　愛車を駆って風を切り、峠を目指す苦しみと喜び。峠を制覇した時の充足感、爽快感、達成感はサイクリストに与えられた特権と言えるだろう。
　峠の頂で待つものは何？　長く、険しい山道の向こうにはどんな景色が見える？　チャレンジの先に広がる世界とは？
　坂道はきついほどいい。山道は険しければ険しいほど走り甲斐がある。苦しみが大きいほど、喜びもまた大きい。サイクリストたる者、そんな想いを目いっぱい抱いてこそペダルを踏み続けたいものだ。
　頼るのは自らの脚と自慢の愛車。頬をなぶる緑風。小鳥のさえずりに耳を傾け、孤独を楽しむ峠越え。ルーティンワークから解き放たれ、ひたすら山道を上る快感はサイクリストだけが知る密かな楽しみだ。