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2015Ｊプロツアー開幕戦（宇都宮クリテリウム）

Team UKYO窪木、葬送V
後輩和田に捧げた渾身のゴールスプリント！
和田よ、静かに眠れ──。“リストバンドに誓いを込めて。”

　３月15日、栃木県宇都宮市の宇都宮清原工業団地内周回コースで２０１５年Ｊプロツアー第１戦・第２回ＪＢＣＦ宇都宮クリテリウムが開催された。今大会は３月8日、公道を走行中に電柱と激突して不慮の死を遂げた和田力選手（マトリックスパワータグ）の葬送レースとなったが、激しい気性で知られた故人を送るに相応しい白熱戦が展開された。　
　激戦を制したのは窪木一茂（Team UKYO）。日大の後輩・和田に捧げた渾身のスプリント勝負で真っ先にゴールを駆け抜けた。　
　志半ばで旅立った同志を悼み、激突したアスリート魂。2015年Ｊプロツアー開幕戦は、勝負の世界を生き抜くロードマン達の決意、覚悟が炸裂したメモリアルレースとなった。
（ペン：高木賢、カメラ：布施秀和、村岡隆範）

ツール・ド・ランカウイ2015

レグイグイ（MTN-クベカ）総合優勝！
１級山岳フレイザーズヒルを制してＶ奪取
早川朋宏がアジアンライダー賞を獲得

　アジア最大級のステージレース、ツール・ド・ランカウイ（UCI 2.HC）が３月８日から15日にマレーシアで開催された。ランカウイ島をスタートし、クアラルンプールにゴールする８ステージ1193.1km。連日30℃を超える気温の中、文字通りの熱い闘いが繰り広げられた。名物山岳ゲンティンハイランドが大会直前にキャンセルとなり、代わりに１級山岳フレイザーズヒルが設定された。この山岳ステージを制したヨウセフ・レグイグイ（MTN-クベカ）が総合優勝を手にした。日本からは愛三工業レーシングチームが参加。アジアンライダー賞に早川朋宏が輝いた。本特報では、審判として大会に参加した菊池津根徳氏（UCI国際コミッセール）のコメントを交えてレースを振り返る。（Photo：CHUA Puay Kiang）

特集　注目！　電動アシスト自転車ワールド

心をひとつにしたライド、記憶に残る大会
山火事のアクシデント乗り越え、３万4000人のサイクリストが参集

　世界最大のタイムド・レース。世界中から3万5000人が参加するビッグイベント、ケープタウン・サイクルツアーが今年も開催された。同レースは毎年、ケープ半島を巡る美しい景観と勝負どころのアップダウンが多くのライダーを魅了してきた。
　しかし、今年は山火事という予想もしないアクシデントでコースが大幅に短縮されてしまった。消防士たちへの敬意とロードバイクを愛する参加者たちの１日を追った。

新宿バイシクルフェスタ2015

大好評のサイクルフェスティバル！　
Fun to Bicycle, Fun to Eco
スポーツ車、電動アシスト自転車から
駐輪・シェアサイクルシステムまで一堂に展示

　（株）ライジング出版は３月21・22日の両日、東京都新宿区西新宿の新宿中央公園で「新宿バイシクルフェスタ2015」を開催した。
　同イベントは新宿区、一般社団法人自転車協会、一般財団法人自転車産業振興協会、一般財団法人日本自転車普及協会、東京都自転車商協同組合の後援、新宿中央公園パークアップ共同体（一般財団法人公園財団・株式会社昭和財団）の協力を得て実施したもので、スポーツ車、電動アシスト自転車、小径車、フォールディングバイク、シティバイクなどの展示・試乗会、自転車関連パーツ・用品・ウエアの展示、自転車走行教室、メンテナンス教室、BMXショー、トークショー、講演会、駐輪・シェアサイクルシステムの提示、音楽ライブショーなどを行った。
　時代先取りの総合的サイクルフェスティバルは大好評！来場者は終日、自転車の魅力、楽しさを満喫していた。