BICYCLE21 WEB

SPECIAL INTERVIEW　佐野淳哉（ダンジェロアンティヌッティ・株式会社NIPPO）

決意の始動――今シーズンに競技人生のすべてをかける！
日本を代表するパワーライダーは胸に秘めた想いを激白した。

　佐野淳哉は１月22日、埼玉県・物見山公園周辺の山岳路で登坂練習を繰り返していた。今年は例年より遅めの始動となったが、仕上がりは順調で、心身ともに臨戦態勢に近づいている。
　今年、佐野が所属するのはイタリアのボローニャに拠点を置き、大門宏氏がチームマネージャーを務めるダンジェロアンティヌッティ・株式会社NIPPOだ。男勝負の2011年。決意の始動──。日本を代表するパワーライダーはロードマン人生のすべてを懸けてチャレンジロードを突っ走る。
　佐野淳哉、そして大門宏チームマネージャーにインタビューした。

　春季トレーニング特集

より速く、より強く
ロードレースシーズン開幕前のトレーニング方法
アドバイザー栗村修（宇都宮ブリッツェン監督）

　いよいよロードレースシーズンの本格的な開幕期が迫ってきた。今年は昨年をしのぐ成績を、と張りきっている人も多いに違いない。
　そこで本誌では「春季トレーニング特集：より速く、より強く」を編集するにあたり、プロロードレースチーム「宇都宮ブリッツェン」の栗村修監督にシーズン開幕をひかえた時期のトレーニング方法を披露していただいた。
　栗村監督のアドバイスは簡潔で的を得たもので、競技に出場する選手にとどまらずサイクリスト全般が参考にしたい内容と言えるだろう。ともかくも栗村監督のアドバイスを紹介しよう。

　2011春季　電動自転車特集

進化する機能！
本格普及の時代に入った電動自転車。国内40万台市場は目前だ！

　電動アシスト自転車の荷動きに一段と拍車がかかってきた。電動アシスト自転車の2010年国内出荷台数は（社）自転車協会会員のものだけで前年比4.6％増の38万1721台に達し、二輪車の38万242台（外国メーカー車を除く）を遂に抜き去った。同協会会員以外の製品を加えれば2010年の国内総出荷台数は39万5000台近くに達する見込みで、年間40万台市場が目前に迫ってきた。
　毎年950万台前後の自転車が出荷される国内自転車市場の規模を考えれば、電動アシスト自転車は年間50万台市場、いや100万台市場を視野にとらえたと言えるだろう。
　進化するアシスト機能、多彩な商品ラインアップ。電動アシスト自転車は注目のカテゴリーだ。